使い切るのが難しい調味料の一つ、ミックススパイス。
- 味付けコレ1本!
- 和洋中何でも合う!
という謳い文句につられて最初は使っていたものの、いつも間にか使わなくなり賞味期限が1年前……。
なんてことも珍しくないのでは!?
好きだけど、使い切れない。でも捨てたくない。
そんな方に、ミックススパイスの大量消費活用法をご紹介します。

ミックススパイスとは
ミックススパイスとは、複数のスパイスやハーブをブレンドした調味料。
本記事では、上記の条件に食塩が含まれるものをミックススパイスと定義して、使い方をご紹介します。
過去に紹介したミックススパイスだと、以下の4つが当てはまります。
ミックススパイスを大量に使う調理方法
私がおすすめするミックススパイスの大量消費方法は、「ゆでるときに加える」というもの。
パスタや野菜など、塩を加えるのと同じ要領でミックススパイスを入れます。
ほとんどの食材に使えますが、ゆでたあと和食に使う場合はおすすめしません。
使用量の目安はどれくらい?
原材料にどれくらいの塩が含まれているのかを、基準にしています。

例:パスタを茹でるとき
原材料の最初に「食塩」が記載されている場合、通常パスタを茹でるときの1.5倍を目安に。
食塩が最後の方なら、2~3倍ほど入れても大丈夫です。

ゆでたあとにマヨネーズなど他の調味料で味付けする場合は、少し辛いかな?と思っても仕上がりでは辛さを感じません。
マカロニサラダを作ってみました
いろいろな形のマカロニがミックスされたものを使用。

今回は「もつ鍋スパイス」を使用。
黒胡椒、ゆず粉末、唐辛子、山椒といった、香りの強い原材料を含みます。
鍋料理を美味しくしてくれる「もつ鍋スパイス」は、マカロニサラダに合うのでしょうか??
水約700mlに対して、小さじ2入れました。
瓶の中でスパイスが固まっている場合は、水を入れてシャカシャカ振って、水ごと鍋に入れちゃいましょう。

ゆで汁茶色い……。スパイスの香りがキッチンに漂います。
ザルの目よりも小さいとはいえ、粒子の大きいスパイスはマカロニに絡んで残りました。
黒胡椒が多いように見えますが、山椒の風味が強めです。
複雑な形状のマカロニの場合は、内側にスパイスが残りやすいようですね。
塩もみしたきゅうりとシーチキン、そしてマヨネーズと混ぜて完成!
塩胡椒は一切使っていませんが、塩加減バッチリ。山椒の香りも気になりません。
ややスパイスがきいているため、幼児には辛いかも。

ゆで野菜にもミックススパイスは合う
ブロッコリーやじゃがいもなど、野菜をゆでるときにもミックススパイスは大活躍。
湯切りをして残ったスパイスも、一緒に食べることで塩胡椒などの必要がありません。
基本的にはお湯にとけて流れてしまうため、多めに入れても大丈夫です。
調味料を使い切れるようになると、買い物がもっと楽しくなる
旅先でおもしろい調味料を見かけて手に取っても、使い切れる自信がなくて商品を棚に戻すことはありませんか?
調味料の活用方法を知っていると、どんどん新しい調味料を食生活に取り入れられます。
また、食品ロスにもつながります。
今回紹介した方法以外に、おすすめの活用方法があればぜひ教えてくださいね!