鍋の素といえば、以前は3~4人前(容量750gほど)の液体が一般的なサイズでした。
色々な味を手軽に楽しめる鍋の素ですが、私も一人暮らしのときに買うことはありませんでした。
しかし数年前から、濃縮液体やキューブタイプなど、一人前ずつ作れる鍋の素が増えてきましたよね。
一人暮らしでも気軽に鍋を味わえるし、家族みんなで食べられない味を一人で楽しむことができる、ありがたい存在です。
今回は、福岡のスーパーやドラッグストアで買える「一人鍋の素」を5つ紹介します。
① マルチに使える「あごだし寄せ鍋」
九州で昔から愛されている「あごだし」。博多雑煮に欠かせない出汁でもあります。
そのあごだしを味わえる寄せ鍋が、久原醤油の「あごだし寄せ鍋」。
“寄せ鍋”となっていますが、出汁としてあらゆる料理に使えます。
うどん、炊き込みごはん、おでん、煮物……。
年齢問わず食べやすい味ですので、ストックしておくと助かる鍋の素ですよ。
② うどんチェーン店の人気メニューを再現「ウエスト監修博多もつ鍋」
福岡のうどんチェーン店「ウエスト」には、17時からの居酒屋メニューがあります。
そのメニューの中でも、初めて行った人が驚くのが「もつ鍋 一人前 290円(税込)」。
令和の時代に、290円ですよ(※注文は二人前から)。
このもつ鍋を再現できるのが、福岡県古賀市の醤油メーカー・ニビシ醤油が販売している「ウエスト監修博多もつ鍋」。
飲みながらつまむもよし、うどんを入れて食事にしてもよし。キャベツたっぷりでどうぞ!
③ ④野菜をたっぷり食べたいなら「鶏だしコク鍋つゆ」&「本場長崎ちゃんぽん鍋つゆ」
とにかく野菜をたくさん食べたいなら、チョーコー醤油の「鶏だしコク鍋つゆ」&「本場長崎ちゃんぽん鍋つゆ」です。
「鶏だしコク鍋つゆ」は、鹿児島県産・南国元気鶏を使った白湯スープが特徴。
「本場長崎ちゃんぽん鍋つゆ」は、ポークとチキンベースのあっさりちゃんぽんスープ。
両方に共通するのが、野菜、肉、魚介など具材を選ばないほど何にでも合うこと。
麺も、うどん、中華麺、春雨と合うため、その日家にある具材をほり込んでOK!
特にスープを吸い込んでクタクタになった野菜は、いくらでも食べられそうです。
⑤ 味噌パワーで体がじわじわ温まる「宮崎辛みそ鍋の素」
“てげ旨辛”(てげ=とても)という言葉が書かれている、ヤマエ食品工業「宮崎辛みそ鍋」。
麦味噌と豆味噌がベースで、宮崎県産青唐辛子がアクセントになったスープです。
確かにピリッとした辛さはありますが、味噌が全面に出ている味なので後引く辛さではありません。
食べるほどに、じんわりと体が温まります。
私はいつも、鍋定番の材料(白菜、ねぎ、きのこなど)にウィンナーと卵、そして乾麺のラーメンを入れて食べています。
①鍋に水と「宮崎辛みそ鍋の素」を入れ、沸騰したら具材を入れます。
野菜がクタッとしてきたら、麺を投入。
麺が水分を吸うため、一人でも二人前~の量で調理します。
②麺を入れてほぐれてきたら卵を入れて、薄い膜がはったら完成。
とろ~り黄身を麺に絡めながらいただきます。
子どもが小さくて家族みんなで辛い鍋を食べられない方は、一人前ずつ作れる鍋の素がありがたいですね!
ラクして鍋するなら“材料まとめ切り”がおすすめ!
いくら一人鍋の素があるといっても、野菜やお肉を用意して、切って煮込むのは面倒だなーと思う人も多いかもしれません。
そのような方には、事前に材料を切っておくことをおすすめします。
野菜やお肉、魚など、買ったタイミングで切っておき、冷凍できるものは冷凍庫へ。
冷凍すると食感が変わるものは、2日分ほど切って冷蔵庫へ入れておきます。
切った材料があると、2ステップで作れますよ。
①鍋に鍋の素+水を入れて火にかける
②具材(凍ったままでOK)を入れて煮込む
煮込んでいる間に着替えたり、メイクオフしたり、お風呂掃除をしたり……。
今まで鍋を作らなかった方も、この冬は一人鍋の素を使って、鍋をつくってみませんか?
寒い日に食べる鍋、体がポッカポカになりますよ!