2023年12月初旬、福岡のソースメーカー「コックソース株式会社」にお邪魔しました。
当初商品購入の目的で訪問しましたが、社長の今村様からコックソースの歴史についてお話をうかがうことができました。
古い写真やラベルを見せていただきましたので、当サイトでも一部ご紹介します。
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福岡市中央区清川で代々続くソースの製造
福岡市中央区清川の住宅地にあるコックソース株式会社。
昭和2年(1927年)の創業時から、福岡でソースを製造販売しています。
私が兵庫県出身だと知ると、「兵庫といえば、オリバーソース!どろソースだね!」と社長。
全国のソース情報がすぐに出てきます。
事務所の入口には、可愛い立て看板があります。
売店として営業しているわけではなく、あくまで事務所ではありますが、誰でも商品を購入できます。
事務所の一角に、コックソースの商品がずらり並んでいます。
コックソースは、福岡の野菜や果物を積極的に使い、保存料や化学調味料を使っていない商品が多いのが特徴です。
2代目社長である今村隆虎様に、昔の写真を見せていただきながらお話をうかがいました。
福岡の街とともに歩んできたコックソース
コックソースが誕生したのが昭和2年。
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コックソースは、この頃から今と同じ場所でソースを作っています。
見せていただいたアルバムには、当時の看板や従業員が写るモノクロ写真もありました。
文字が右から左へ向かって書かれてるラベルが、歴史を感じますね。
ラベル下部に書かれた「生産者 今村忠雄」さんが、コックソースの創業者です。
過去にはカレーのルウもありましたが、残念ながら現在は製造していません。
「スペシャルソース」には、英語で説明文が。
上の写真のラベルは文字が左から右へ書かれているため、比較的新しいかな??
同じ商品でも、時代に合わせてラベルが変化しています。
地域に根差した商品で美味しさと安心を届ける
看板商品である「コックソース」は、創業者である今村忠雄さんが、西洋料理を作る“コックさんのためのソース”として開発しました。
家庭だけでなく、飲食店をも支える商品づくりで、地域に根差したメーカーとして歩んできたコックソースです。
写真左のクラフトコーラは、砂糖不使用。栄養豊富なデーツで甘さを出しており、罪悪感なく楽しめるクラフトコーラです。
写真右の元岡とまとケチャップは、福岡市西区の元岡産礫耕栽培トマトの規格外品を100%使用したもの。
創業時からのこだわりや想いを守りつつ、消費者が安心して口にできる商品づくりをしている姿勢に、そして楽しそうに商品作りをしている社長の姿を見てますますファンになりました。
今村社長、この度は貴重なお話を聞かせてくださりありがとうございました!
コックソース株式会社
福岡県福岡市中央区清川2丁目16-7
>公式サイトはこちら