福岡県の人気観光地・糸島の、とっておきの調味料をご紹介します。
それが、ちょっと珍しい食感の塩「いとしおこんぶ」です。
塩だけど、粒じゃない。噛むとサクサク食感。
この不思議な塩を、オススメの使い方とともにご紹介します。
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販売は福岡県糸島市「山下商店」
「いとしおこんぶ」を製造しているのは、糸島にある山下商店。
糸島産の海産物にこだわり、素材を生かした商品の加工販売をしています。
昆布のふりかけや粉末あかもく、干しわかめなど、常温保存できる商品が多いため、お土産にもぴったり!
糸島市内の他、福岡空港や博多駅構内のお土産屋さんでも見かけることが増えたため、手に入れやすくなっています。
「いとしおこんぶ」の中身
【原材料】塩(国内製造)、こんぶ(福岡県糸島市)
「いとしおこんぶ」最大の特徴は、その珍しい形状にあります。
薄いフレーク状の塩で、塩釜の表面にできる結晶を使っているそうですよ。
これが「サクサク」とした独特の食感を生み出しています。
そしてもう一つの特徴は、糸島産の昆布がブレンドされていること。
口に入れるとほのかに甘みが広がり、塩辛さだけでなく、奥深い旨みも感じられる塩です。
「いとしおこんぶ」と相性のよい料理
万能な「いとしおこんぶ」ではありますが、その中でも特におすすめしたい使い方を4つご紹介しますね。
① いとしおこんぶ×ごはん
まず、何をおいても試してほしいのが、おにぎりや炊きたてのご飯に振りかけること。
「フレーク状の塩をかけるなんて、塩辛そう…」と思うかもしれませんが、まろやかな塩味なので驚くほど塩辛くありません。

白飯はもちろん、もちっとした赤飯にかけると、塩のサクサクと赤飯のもっちり食感の組み合わせがたまりません!
② いとしおこんぶ×揚げ物

イカの天ぷらにつけてみました
塩の使い道としては王道の、揚げ物につける食べ方も合わないわけがありません。
天ぷら、フライ、かき揚げなど、特に魚介の天ぷらとの相性がよいなと感じました。
③ いとしおこんぶ×鶏肉
いとしおこんぶは、お肉との組み合わせも最高なんです。
特に相性がよいのが、鶏もも肉。鶏もも肉の表面に「いとしおこんぶ」を多めに振りかけて、蓋つきのグリルパンやフライパンで焼くだけ。
これだけで、お肉の旨みがぎゅっと凝縮され、その肉汁すら甘く感じるほどのちょうどいい塩加減に仕上がります。
特別な調味料を加えなくても、これだけで立派なメインディッシュになるから、忙しい日の食卓にもぴったりです。
④ いとしおこんぶ×刺身

キッチンペーパーで包む直前の刺身
ちょっと意外かもしれませんが、お刺身にも使えるんです。
鯛や平目などの白身魚にふりかけ、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫で2時間ほど置いておきます。
塩締めのようですが、塩締めと違う点は「いとしおこんぶ」は完全に溶けず塩が残った状態で食べること。
しかし、その残った塩と刺身が合わさると、日本酒やワインによく合うおしゃれな一品になります。
塩の旨味と食感を楽しむ「いとしおこんぶ」
「いとしおこんぶ」は、そのサクサクとした食感と、ほのかな昆布の甘みが珍しくも、いつもの料理に馴染む興味深い塩です。

新しい塩を探している方、ぜひ一度「いとしおこんぶ」をお試しください。
日本酒を飲むときに、少しだけ舌にのせて舐めるのも、また格別ですよ。
商品詳細
商品名:いとしおこんぶ(25g)
製造販売元:山下商店
参考価格:648円(税込)
購入場所:福岡空港 玉屋南ロビー店
※2025.4 購入当時の情報です