原材料:鶏レバー・心臓、食塩
となったのが、最初に「にくしょう」を見かけたときの私。
醤油だと思って手に取ってみたら、原材料が鶏レバー・心臓、食塩の3つなんです。
どんな調味料なのかというと
- 醤油に近いけど、レバーを感じる味
- しっかりレバーの匂いがする
- 加熱するとレバーの匂いや味はほとんどしない
- 肉を使っていない料理なのに、肉の旨味を感じられる
という珍しくおもしろい商品です。
少しクセがあるけれど、そのクセがやみつきになりますよ。
販売は大分県日田市の「合名会社 まるはら」
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1899年、大分県日田市で創業した「合名会社 まるはら」。
事業内容は、醤油・味噌・魚醤・こうじ・ラムネの製造販売となっています。
特に鮎魚醤や鮭魚醤など、他ではなかなかお目にかかれない調味料もあります。
鮎魚醤を加えた焼肉のタレや醤油には、普段魚醤を使わない私も興味津々。
福岡市博多区にも店舗があり、醤油やラムネを購入できるみたいです。
「にくしょう」の中身
透き通ったきれいな茶色の「にくしょう」。
そのまま舐めると塩味が強いですが、加熱するとまろやかな味に。
魚醤ほどクセは強くありませんが、特にレバーが苦手な方は加熱して使うことをおすすめします。
レバーの旨味がいい仕事してる!肉なしでも大満足の仕上がりに
加熱料理の味付けに「にくしょう」を使うと、肉の脂のような風味がするんです。
だからこそ、肉なし野菜炒めでも物足りなさを感じません。
夏によく作るのが「にくしょう」で味付けしたナス炒め。
仕上げに「にくしょう」をサッと回しかけるだけですが、噛んだときにナスから出る汁がたまりません。
作り置き料理でよく作るのは、きのこのマリネ。
フライパンでオリーブオイルとにんにくを熱し、きのこを炒めて仕上げに「にくしょう」を少々かけてできあがり。
ごはんの友や、パスタに和えたりと、万能な副菜になります。
チャーハンの具には、豚バラスライス、ネギ、卵の3つを使用。
豚バラ肉とネギを炒める際に塩を少々入れましたが、味付けには「とりしょう」しか使っていません。
それなのに、鶏ガラスープの素やラードを使ったような味に仕上がるから不思議です。
醤油ベースの味付けに飽きたら、にくしょうで味変してみて!
きんぴら、筑前煮、肉じゃが……と、和食は醤油・みりん・酒がベースの料理が多いです。
この甘辛い醤油ベースの味に飽きてきたり、何か変化がほしいときに「にくしょう」を醤油代わりに使うと、いつもと違う深みのある味に大変身。
使いこなせるかな?と思うかもしれませんが、馴染みのある料理に意外と合いますよ。
商品詳細
商品名:にくしょう(150ml)
販売元:合名会社 まるはら
参考価格:1080円(税込)
購入場所:北野エース 博多阪急店
※2024.9 購入当時の情報です