先日タケシゲ醤油の直売所にお邪魔した際に、購入した「クエだしの素」。
漁獲量が少なく、天然物が市場に出回ることは稀だそうです。
「クエ食ったら他の魚食え(クエ)ん」というシャレもあり、食べた人誰もが美味しい!と言うほど絶品なんだとか。
そこまで美味しいなら、食べてみたい!
じゃあ「クエだしの素」で再現しちゃいましょう。
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販売は福岡市南区の「タケシゲ醤油」
1879年に博多区呉服町で創業した「タケシゲ醤油」。
ですが、タケシゲ醤油のルーツは1752年まで遡ります。
博多の歴史書にも記載されている「石堂醤油」から始まり、その後「五福醤油」という屋号へ。
平成4年に「五福醤油」としての歴史に幕を下ろすことになりますが、多くの飲食店からの要望もあり「タケシゲ醤油」として引き継ぐとこになりました。
現在は一般家庭向けの商品も多数販売しており、直売店舗「招くしょうゆ屋」では醤油やぽん酢など、調味料の味見ができます。
「クエだしの素」の中身
【原材料】食塩(国内加工)、砂糖、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、果糖ブドウ糖液糖、クエ、酵母エキス/酒精、調味料(アミノ酸等)
液面の白い脂が、クエの旨味だそう。期待値爆上がりです!!
さて、どんな匂いでしょう?くんくん。
舐めてみよう。
薄めて使う「素」なので、そのまま口にすると当然濃いです。そりゃそうだ。
ではでは、不安はありますが、レッツクッキングー!
いきなり〆の旨味が味わえる鍋が完成
スープや麺など、色々な料理に使ってみました。
結果……
素の香りや、味についてあーだーこーだ言ってた私、タケシゲ醤油様に謝れぃぃぃ!!
と言いたほど、素そのままの味とは全く違う味わいになります。
白身魚、特に鯛の出汁って美味しいですよね。
その鯛の出汁よりも、もっと濃厚で、でも上品なスープができあがります。
いきなり〆の雑炊&うどん
私の夫は、大の辛い物好きです。
鍋のときは、取り皿にざざざーっと一味唐辛子をかけて食べますが「クエだしの素」を使ったスープやうどんには、一切かけません。
「これはかけたらもったいない味やなー!」と言います。
スープに麺やご飯を入れると、鍋の〆のような、野菜や肉などのあらゆる旨味がたっぷり出ているような味わいになります。
この冬は、お昼によくクエだしうどんを食べました。
米
雑炊はもちろん、卵かけごはんの醤油代わりにぜひ使ってみてほしい!
醤油とはまた違った、味わい深い卵かけごはんになります。
ちぎった焼きのりを加えてもGood!
パスタ
①オイル&にんにくを熱したフライパンで、魚介を焼く
②お酒をまわしかけ、アルコール分がとんだらゆがいた麺とキャベツを投入
③「クエだしの素」で味付け
お酒や「クエだしの素」の量はお好みで。
和風パスタとはちょっと違う、魚介出汁パスタのような仕上がりになりますよ。
もうクエいらない問題発生
クエってどんな味?と聞かれて、はっきりと答えられるほどクエを食べたことはありません。
しかーし!
もうクエ食べなくてよくない?と思えるほど、大満足の味でした。
とブラック矢野が顔を出すほど、ニヤニヤニが止まらない調味料。
とはいえ、これを機にクエ鍋も食べてみたいと思います。
商品詳細
商品名:クエだしの素(210g)
販売元:タケシゲ醤油
参考価格:972円(税込)
購入場所:タケシゲ醤油「招くしょうゆ屋」
※2024.2 購入当時の情報です